さまざまな関数について、エクセルを使って細かい対応表をつくりグラフ化します。

未知の関数 y=f(x) にであったとき、x-y対応表をつくってグラフ化するのが基本です。整数だけでなく、小数をとってみる、もっと細かく取ってみる、変域をくふうしてグラフの表示範囲をかえる、グラフを決定する変数(傾き・切片など)をかえてみる、など関数の基礎をエクセルによる自動計算により、実感するまで試行錯誤できます。高校生には媒介変数や接線などの基礎になるでしょう。

ともすれば解析的な扱いしかしない関数ですが、こんなふうに「こうしたらどうなるだろう」と実験的に扱えるのも楽しいものです。それで「実験」と呼んでいます。