算数・数学おもしろワークショップ

数量の実感を育てるワーク

・だがしやさんゲーム(幼稚園年長から小学2年)

お客さんになって駄菓子カードのお買い物遊びをしましょう。
足し算引き算を実感します。
5歳児が繰り下がりのある引き算をおぼえてしまうこともあります。
慣れてきたらお店役もやれます。おつりの計算も自分でできるようになります。

・カレー屋さんゲーム(小学3年から中学3年)

食材カードを集めてカレーを作って最後に売ります。残金が多いほうが勝ち。
30円×さいころの目
400円の半額(小5以上には30%引きなども)
などの計算や、買ったり、売ったり、オークションをしたり、交渉したり。
おつりの計算も自分でします。
300×6を筆算でやろうとする子、何割引の計算が苦手な子のために開発しました。

・札束ゲーム

子どもはお札の束をさわるのが大好きですね。
1000円、5000円、10000円の札束で遊びましょう。
「4万5000円を3人にわけて」
「4.2万円の半額は?」
「1.2万円を4人分用意して」
などの課題をクリヤしていきます。
小数の掛け算割り算、割合に役立ちます。
計算はできるのに応用問題がさっぱりできない子のために開発しました。

・分数カップの水遊び(小学1年生から中学1年生)

1リットルを3つに分けたカップや2つに分けたカップを使って水遊びをします。
あわせたり、引いたり、分けたり、入れ替えたり、そーっとやる姿がかわいらしい。
夏のイベントにもってこいです。
1/2+1/3=5/6であることを自然に理解していきます。
3リットルを4人で分けるなど小数の理解にも利用できます。
分数の通分がうるおぼえで、ときどき1/2+1/3=2/5としてしまう子のために開発しました。
また、3÷4を筆算でできるのに、物を目の前にするとそれが役に立たない子が多いです。
計算できることと物を操作できるのは別なんですね。
こういう子はほとんど応用問題が弱いです。
はじめてみた応用問題を考えようともせず「習ってないからわからない」といってあきらめてしまいます。
応用問題は解き方を覚えるものなんでしょうね。
子どもの思考に模範の枠をあてはめず、自由に考えさせる一助となるでしょう。

・正負のトランプ(小学4年生から中学1年)
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(-3)-(-5)はどうして(-3)+(+5)になるの?何度も教科書を読んだけどどうしてもわからない!
こんな声が開発のきっかけです。
トランプの点取り遊びで、マイナスカードを取られると「よっしゃ!」という子に「ほら、プラスをもらったのと同じでしょ。」といったら「そっかー」とすんなり理解。
中学1年はまだまだ「手で考える」時期なのでしょう。
マイナスまでを使った「大富豪」や、足してゼロになる組み合わせを考える「神経衰弱ゼロ」、正負の数の足し算と引き算を実感する「点取りゲーム」などがあります。イベントという性質を考えると「神経衰弱ゼロ」はお勧めです。

図形の実感を育てるワーク

・つぶつぶならべ(4歳から9歳)
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マグネットのつぶつぶをホワイトボードにならべるコミュニケーションゲームです。
線対称や点対称を学びます。
4歳児が1時間もはまってしまうことも!
個別にやるため、スタッフがたくさん必要です。保護者の方と遊んでもらうのがよいかと思います。

・三角パズル(小学1年生から中学3年)
うらがえす相似がどうしてもわからない!
そういう中学3年生のために開発しました。
長方形を切っただけのパズルをぺらぺらやるうちに「わかった!」の声。
幾何図形を手で操作する経験が少ないと頭の中でうらがえすことができないんですね。
そんなわけで、パズル遊びにして楽しんでもらいました。
単純そうでけっこう奥深く、いろんな形を作って低学年から楽しんでいます。
長方形、平行四辺形、三角形、台形の面積の公式の導出にも使えます。

・図形伝言ゲーム(小学4年生から中学3年生)
自分で書いた図形を言葉で伝えるゲームです。
伝える人、再現する人2人一組で遊びます。
三角形の合同条件に役立ちます。

・竹ひご粘土立体工作(幼稚園年長から高校3年)

ちいさなお子さんにもに大人気のワークショップです。竹ひごと粘土で手軽にさまざまな立体図形を作ります。東京大学(2008)の問題もできちゃうかも。
高校入試の空間図形の問題で、真上から見た図がどうしても想像できない!ということで開発しました。
大学入試の空間ベクトルや化学の立方格子でも利用できます。

・複素数平面で図形を描こう(高校2年から3年)
1の15乗根とかどうなるんだろう?
そんな子どものつぶやきから開発されました。
エクセルを使って、自動計算して偏角と半径を求めます。それを実数軸と虚数軸に書き込むだけ。
2乗根から徐々に計算を進めていくと
正三角形や正方形、正五角形と美しく姿を変えていきます。
これを経験した高3生は早稲田の過去問の複素数平面の問題を即答しました!かっこいい!

英語おもしろワークショップ

・ばくしょう英作文(小学3年生から中学1年)
英作文カードを使ってかんたんルールでいきなり英作文ができちゃいます。
「かいじゅうが UFOを あらうの?」 Does a monster wash a UFO?
「あかちゃんが やわらかくない」 A baby is not soft.
など、へんてこ英作文でばくしょうしているうちに、英作文の基本ができてしまいます。

・なーらべる(小学6年生から中学3年生)

・英語の手紙WS

国語おもしろワークショップ

・ばらばら作文(小学2年生から中学3年)
「海を」「鳥が」「渡る」「白い」→「白い鳥が海を渡る」など、
日本語の文をばらばらにして作り直すゲームです。
もとの文にもどせるかな。

・連想ゲーム(小学4年生から中学3年)
語彙の勉強をやったら連想ゲームで強化しましょう。
2チームに分かれて、問題とする語彙のヒントをリーダーが出し、みんなで当てます。
ヒントの出し方がだんだんうまくなるのが面白いですね。
中学3年生の語彙があまりに貧弱だったので開発しました。