教育科学を子どもたちへ

学校・塾 教育システム

子どものレディネス

  • 認知発達テスト
  • 学習到達度テスト

PDCAサイクル教育

学習のはやい子も、ゆっくりの子も学ぶ楽しさを伝えたい。

でも、はやい子はあきてしまい、ゆっくりの子はついてゆけず、はやい子が「わかった!わかった!」というのをふつうの子が「ふうん」と聞いて、ゆっくりの子は「あれれ?」と思っているうちに授業が流れていくことは、ままあることです。

PDCA

どの子にも学ぶ楽しさを伝える工夫の1つが、PDCAサイクル教育です。

学習のはやさの違いの多くはレディネスの違いです。

レディネスとは新しい学習の土台になる部分。

子どもの発達段階や学習到達度などによってさまざまなです。そこで、

  1. まずはレディネスを把握すること。(Research)
  2. レディネスにあわせて学習内容を提案すること。(Plan)
  3. 子どもにとってちょうどよいレベルで学びの楽しさを実感すること。(Do)
  4. 学習した内容を定着できるよう、よいタイミングでテストすること。(Check)
  5. 子どもの理解の確認や課題の量などを調整すること。(Action)
  6. 到達目標、行動目標などを決めさせること。(2.Planへ)

このようなRPDCAサイクルを提案しています。子どもはレディネスにあわせてちょうどよいレベルの学習ができるようになります。

ワークショップ学習

人間の最大の武器は知的技能だと考えます。

知的技能は体の成長と違い、何歳になればこのぐらい成長するというものではありません。

さまざまな経験をして、あたまの中でうまく整理され、応用できるようになったとき1段階成長したといえるでしょう。こうした段階を「発達段階」といいます。

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「10歳の壁」という言葉がはやりましたが、10歳ごろに大きな発達段階があり、その後の学習のレディネスとなります。よって、子どものレディネスのうち発達段階を知っておくことは重要だと思います。学習のおそい子は発達段階を引き上げてあげる必要があるでしょう。学習のはやい子は次の発達を獲得すればさらに能力開花するでしょう。

発達段階をひきあげる工夫として「ワークショップ学習」を提案しています。

  • 天秤のつりあいパズルをさせて、つりあい概念や量の抽象化の発達を。
  • 棒とねんどで立体を作ったり切ったりさせて、空間概念や射影の発達を。
  • おなじみの言葉遊びを英語版でさせて、文法構造の相対化を。
  • 教科書を読みながら内容に関して対話して、推論能力を。

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これらのワークショップにより、中学・高校の学習、難関志望校の解答などの大切なレディネスを獲得させます。レディネスが整えば、子どもたちはのびのびと自立して学習できます。

このようなワークショップは、知識注入型の教育に比べ手間がかかるように思えますが、そうでもありません。いったん知的発達を獲得してしまった子どもの勉強は、はやいはやい!びっくりするほどです。

コンピュータで接線のワークショップ学習をした、高校生がこんなことを言っていました。

今日はじめて微分の意味がわかった♪ なんかもう全部わかった!うれしい!

解き方を丸暗記するわけでもない、周りの大人に支えられてどうにかわかるのでもない、自分が獲得した「知的なチカラ」を自在に使えるようになることが学びの本質ではないでしょうか。誰に強制されたわけでなく、学習活動に自信を持ってココロもアタマも健全に育ってほしいと願っています。

半年サイクルカリキュラム

レディネスが十分な子どもには、基本内容の学習をさせます。

これは通常1年間の学習内容を半年で終了させるものです。

内容は基本だけにしぼります。

たとえば、

  • 因数分解では乗法公式だけで対応できるもの
  • 英文法では例文となる日本語とその英作文

というように。単元ごとのいわゆる「難問」は一切やりません。

だから半年で終われるのです。

学習のはやい子は、基本の習得もはやいです。残った時間でこれまでに基本の学習が終わった大単元の発展的課題を心行くまで探求させます。複合単元の良問や、できそうなら小学生に大学入試の数列や確率をやらせてみたり。英作文で長文を書かせたり、東大入試の英作文をやらせてみたりとどんどん探求させます。レディネスがそろっているので解き方を教える必要はありません。ときどき手を貸してあげるだけで十分です。そして、はやい子は半年で次の学年に進めます。

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短期らせんカリキュラム導入前後の成績分布の変化。同時期の同教場で平均点が+11.2となった。

学習のおそい子は、基本に集中することができます。不必要に難しい課題をやらせて、けっきょく何を勉強したかわからなくなるより、基本だけをくりかえし大切にさせることで成果を出すことができました。また、半年サイクルなので、学年をさげて勉強しなおしても半年で追いつけます。1周目でわからなくても2周目でわかるようになれば、学年はそのままです。非常に定着の良いカリキュラムであることが調査でわかりました。

国語の読解は単元学習ではないので、実力に合わせてどの学年からでも始められます。

半年サイクルカリキュラムの利点
  • レディネスにあわせてどの学年内容からでもはじめられる。
  • はやい子はどんどん先の学年内容に進むことができる。
  • ふつうの子は1年間に自分の学年を2度学習できるので、定着が良い。
  • おそい子は前学年にもどって再学習できる。
  • 再学習が半年で終わるので、自分の学年に追いつくこともできる。
  • よゆうがあれば発展内容を探求できる。
  • 基本の時期は基本に集中できる。

中学3年で高校1年の数学をやっている子、小学6年で中3の国語をやっている子、中学2年で中1と中2の英語の基本をやっている子などいろんな子どもがいます。

それぞれに、自分にぴったりの課題に取り組める環境を無学年一斉指導で実現できるのが、半年サイクルカリキュラムです。

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