お金をかけてサイコロを振り、出た目×0.1倍の儲けが出る。
進んだマスの指示に従って、儲けがさらに増えたり、みんなに儲けを分配したり・・・。
割合はお金で考えると理解が深まります。10000円で1.2倍が12000円。
だったら、20000円だったらどうなるか。
こう考えたほうが、比べられる数×割合なんていう公式を暗記するよりずっと効果的です。
最初は40000円スタートして、ゴールでは200000円に到達する猛者もでます。
みんな熱中してお金の計算をしています。
計算の苦手なお子さんは実感が伴わないお勉強に疲れてしまっているのではないでしょうか。
楽しく学べる割合の学習でした。
割合では「3つの公式を覚えて計算できるようにする。」のが一般的な指導です。
公式丸暗記はその場はすぐに計算できていいのですが、あとになると応用問題ができないといった事態がままある単元です。
ここでは、1.2倍、30%増し、4割引などの概念を感覚的に捉えさせ、公式の丸暗記でなく実感を伴った技能へと導く狙いがあります。
学びにコミットしたワークショップ学習で、アクティブに学びが進行していきます。
関心のある先生方や教育関係者の方々、保護者様はご一報ください。
松居稔