算数のワークショップで公立中高一貫校などで出題される確率の問題を実際に手で動かして試してみました。

紙に描いたルートに従って、均等におはじきを分けて行くと最終的にどのように分岐していくのかを視覚的に捉えることで、数に対する感性が磨かれます。

最後には実際に同じ装置を一緒に作ってみることで、確率通りに行かない分岐がなぜそうなるのかを考える機会も得られました。

 

作ってみたけれどなかなか思うようにはいきませんでした。

「思うように行かないだろうなあ・・・」と思ったけれど「やってみたい」という気持ちをつぶしたくなかったので、やらせました。

ゴールをめざしはしますが、到達が目標ではありません。試行錯誤できるたくましさを育てたいと思います。

 

翌週には実際に作った模型をベースに数字を変化させて、概念化する取り組みを行いました。

一見違う数でスタートした球でも同じ法則に従って、数が分かれていくことを実感を持って知ることは、比の問題を解く際に大きなアドバンテージになります。